いつも、なんどでも
大学一年生。小樽のすべてが新鮮なその頃。 都通りのアーケード街を歩くと、それはなんだか気になる存在でした。 不揃いな煉瓦造りで、ランプが二つ灯っていて 鈍く光るブロンズの文字が厳かで 簡単には攻略できなさそう、でもすごく…
大学一年生。小樽のすべてが新鮮なその頃。 都通りのアーケード街を歩くと、それはなんだか気になる存在でした。 不揃いな煉瓦造りで、ランプが二つ灯っていて 鈍く光るブロンズの文字が厳かで 簡単には攻略できなさそう、でもすごく…
花園にある小樽市民会館から少し歩いたところにミルクプラントがある。小樽の有名なアイスクリーム店の一つで、何と言ってもその豪快さが驚き。 ミルク・プラントに初めて行ったのは大学一年生のときの夏。当時から仲のいいやつがスイー…
小樽駅前通りから海に向かって下ると、右手に「都通り商店街」があります。 5月から11月まで、この通りで土曜市が行われています。 今年も始まったといううわさを聞きつけ、行ってきました。 この土曜市は、「しりべしなんでも百姓…
小樽には「あまとう」や「ルタオ」などの有名な洋菓子店が多く存在している。 しかし、有名でなくとも愛されているお店は他にもたくさんある。その一つが「あらや」。 そこは僕の家のすぐ近くにある。学校へ行く度にお店の前を通る。 …
「家業は住吉町で、三〼(サンマス)というそば屋と、信香町で小町湯という銭湯をやっています。」 私が確かに記憶している、高校2年組替えで同級となった河本君の自己紹介挨拶の一部である。 そば屋と銭湯を経営しているというインパ…
小樽の色は何色でしょうか。 冬の白、春になると一斉に咲く花々の色、目にまぶしい新緑など、たくさん浮かびますが、やはり一番は海と空の「碧」ではないでしょうか。季節、天気、また時間によって、さまざまに変化するその色は、人の創…
平成22年、静屋通りにあった「キャバレー現代」の建物がとうとう解体されてしまった。当初は移設して保存すべし、などと言われていたが、あの解体の仕方だと保存はちょっと無理だろうな、と思っていた。 昭和40年代、「ニューモ…
「小樽では、松月堂の奥村泰吉会長が焼いた中華まんじゅうの皮は、絶品だ」 これは、ある葬儀屋社員からの言質である。 午年なので、年男。御年84歳になられる。写真の通り、かくしゃくとして現役でどら焼き、中華の皮を焼いてい…
長いこと小樽さんとは親しくさせていただいたはずなのに、恥ずかしながら、入船町にある「大八栗原蒲鉾店」を知ったのは数年前である。 そして、知ってからというもの、僕は小樽に行くたびに、ここに寄りたくて仕方がない。 本店は入船…
わたしが、トン車乗りこと、タクシードライバーになったばかりのこと。 初めてのお盆を迎え、慌ただしく仕事に追われる毎日を送っていたある日、うちの会社のタクシーをいつもお呼びいただくお客様から、お餅を買いに寄りたいと頼まれた…