海の捨児
1972年5月。小樽市塩谷に建立された伊藤整の文学碑前で、わたしは亡き父(右)の隣であどけない微笑みをうかべていた。海水の冷たい春の塩谷の砂浜を駆け巡った後、建立されて3年目の文学碑を訪れたのだ。 写真が好きだった父…
1972年5月。小樽市塩谷に建立された伊藤整の文学碑前で、わたしは亡き父(右)の隣であどけない微笑みをうかべていた。海水の冷たい春の塩谷の砂浜を駆け巡った後、建立されて3年目の文学碑を訪れたのだ。 写真が好きだった父…
小樽で三馬(みつうま)と言えば、ゴム長のスーパーブランドだ。現社名は㈱ミツウマということだが、やっぱり三馬ゴムという呼び名がしっくりくる。 戦後、ゴムの統制が外れ自由経済になると、勝納川沿いの奥沢町は、最盛期ゴム長会社6…
北のウォール街に燦然と鎮座する、日本銀行旧小樽支店(現金融資料館)は、私の憧れの建物である。憧れの原点は、屋根にいくつもあるルネッサンス様式の望楼である。子供の頃、いつかあそこに上ってみたいと思ったものだった。市道浅草線…
天狗山に向かう千秋通りの長い坂の上り始めに、色鮮やかな手作りの幟(のぼり)がたっています。このお店が「カフェ 菜はな」です。仲の良い素敵なご夫婦が経営しているお店で、この幟、オーナーの奥様のおばあ様のお手製だそうです。…
小樽には、天狗山、朝里、銭函とスキー場がありますが、我が家は最も近い天狗山が行きつけの山です。 以前、天狗山で滑っていた義母が、東京から来たスキーヤーに、どこから来たのか尋ねられ、 「自宅はここから車で5分だ」 と言…
小樽の天狗山といえば、小樽の街並や港を一望できるその眺めから、今は観光地としても人気ですが、冬はスキー場として昔から市民には馴染み深いですよね。 天狗山の各コースは急なことでも知られていて、現在は初心者コースとして整備さ…
小樽はスキーのメッカである。日本人初の冬季五輪銀メダリスト猪谷千春も、小学生の頃(戦前)小樽の緑町に住んでいたことがあり、緑町の急坂でスキーを練習していた。 過去には、小樽はスキーの街として栄え、スキー産業も発展して…
小樽はスキーの聖地である。小樽のスキーには百年の歴史がある。小樽からスキー五輪代表選手も数多く輩出されている。第1回全日本スキー選手権は、なんと、今や住宅地となっている小樽の緑町で開催された。全日本スキー選手権は現在ま…
冬の小樽といえば、やっぱりスキーの話題が欠かせませんよね。 小樽には、小樽天狗山スキー場、朝里川温泉スキー場、スノークルーズONZEといったスキー場がありますが、昔は斜面があればそこがスキー場でした。 小学校のスキー授業…
その昔、海から自然に広がってできた町。 山坂でこぼこそのままで、坂も多いが階段も多い。 石の階段、木の階段、細い小路の短い階段。 こんなところにも、あんなところにも階段がある。 坂の途中の古い建物。正面にある2〜3段の階…
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