明治の歴史を体感

うちの近所にはすごい建物がある。
名前は「旧日本郵船小樽支店」
日本の重要文化財に指定されている。
この建物は明治39年に建てられた100年以上前の建物である。
当時の最新技術により造られた近世ヨーロッパ・ルネッサンス様式の石造建築だ。

みなさんは、「ポーツマス条約」を覚えているだろうか?
ポーツマス条約は日露戦争において制定された講和条約である。
そのポーツマス条約に基づく「樺太国境画定会議」が、
この旧日本郵船の二階会議室で開かれ、隣の貴賓室でその祝杯が交わされた。
歴史の授業で必ず習う「ポーツマス条約」。
旧日本郵船はこの歴史の重要な1ページなのだ。
学校でこのことについて習ったとき、
「あれそんなにすごい建物だったの!?」と驚いたのも今でも覚えている。

旧日本郵船の目の前には運河公園があり、その中央には大きな噴水がある。
噴水越しの旧日本郵船はとてもロマンチックだ。
公園でのんびりしながら、旧日本郵船を眺め、小樽の歴史を感じるのもまた良いものだ。

当時の装飾や家具が復元されていて、明治時代にタイムスリップしたようだ。
何度行っても全く飽きない不思議な建物である。

(たまねぎ)