国道5号線を渡る地下歩道

underpass

小樽市内を横断して、JR小樽駅前も通る国道5号線は、やはり車の通りも多い小樽の主要な道路です。

この交通量の多い国道5号線を歩行者が渡るために、横断歩道や場所によっては歩道橋があちこちに架かっていますが、その他に、地下歩道があるのをご存知ですか?

市街地では、小樽市役所から下りてきたところに、国道5号線を渡る(くぐる)地下歩道があって、「市役所通り地下歩道」というプレートが貼られています。ちなみに、この地下歩道が完成したのは、昭和57年だそうです(参考:北海道新聞朝刊折込紙「新ねっとわーく小樽 第8号」)。

地下歩道は他にもあって、そこから近くの花園グリーンロードが国道と交わる場所にもあり、ここには「花園地下歩道」という名前がついてます。

さらに、そこから国道を入船町方面に進むと、入船十字街の手前のちょうど入船市場前にも「入船地下歩道」があるんですよね。

そして、これらの地下歩道には、小樽の観光地などを描いた壁画が飾られているんです。中にはかなりの大作もあったりして、人知れずこんなところに、こんな壁画があるなんてと、ちょっと驚き不思議な感じもします。

ただ、これらの地下歩道がどのくらい利用されているのかは知らないのですが、市役所通り地下歩道と花園地下歩道の上には、普通に横断歩道があって、よく分からない状態になっていたりもして…。

実は、国道5号線を渡る小樽の地下歩道はまだあって、私の知っているところでは、潮見台小学校の近くにもあり、さらに、札樽自動車道の高架の先には「若竹地下歩道」があります。ちなみにこの近くには、札樽自動車道との合流道路を渡る地下歩道もあります。

さらには、平磯トンネルを桜町側に抜けてすぐの交差点には「桜地下歩道」があり、銭函小学校前の国道にも地下歩道(ここには壁画がありません)があるんですよね。

ということで、今回の話題は、役に立つ話でもためになる話でもなんでもない、小樽の小ネタでしたが、どうでしょうか、皆さんご存知でしたか?

写真:小梅太郎の「小樽日記」

(小梅太郎)