懐かしのアルペンスキー大会

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最近はスキー人口が随分と減ったようですが、昔は冬の娯楽といえばまずはスキーというくらい、小樽では多くの方々がスキーを楽しんでましたよね。
特に小樽は市内にスキー場があって、昔から道内でもスキーが盛んな街でした。

子供たちも冬の遊びとして、当たり前にスキーをしていたと思うのですが、小学生の頃はスキーが上手な子はやっぱり人気者でした。
私もスキーが上手くなりたくて、近所の斜面でよく練習したものです(笑)

そのようなスキー好きの小学生たちの一年に一度の晴れ舞台が、天狗山スキー場で開催される「小樽小学生アルペンスキー大会」。

この小樽小学生アルペンスキー大会は歴史が古く、1951年(昭和26年)から開催されていて、最近は中止になった年もあったようですが、確か今年で63回目を迎えるのではないでしょうか。

最近は参加者もめっきり減って、聞いた話ですと100名前後のようですが、たまたま手元に残っていた、1975年の第25回の大会資料を見たら、参加総数はなんと1391名。
その数年前には1600人を超えた年もあるとのことですから、これはすごい!

それだけの参加者と、その子供たちを応援する家族が天狗山スキー場に集結するわけですから、その混雑は大変なものですよね。
私も毎年参加していたのですが、確かに大変な賑わいだったと記憶してます。今からですと、想像がつきませんね。

ちなみに私の成績はというと…、まあ、決して上手とは言えませんでしたが(汗)、スタート前のドキドキ感は今も覚えていて、大会への参加はとても懐かしく、楽しい思い出です。

昨今の少子化や人口減少によって参加者が減り、大会の規模が小さくなるのはやむを得ないことなのかもしれませんね。

ただ、歴史のあるこの小樽小学生アルペンスキー大会が今後も続き、子供たちの元気な姿とともに、小樽がスキーの街であり続けてくれたら良いですね。

(小梅太郎)