石橋八千代女史
聖ヶ丘にあるエフエム小樽放送局、2代目総合プロデューサー石橋八千代女史は、小樽を代表する司会者であり、女性経済人である。
亡くなられたお父様が後志管内の教員で、早くに管理職になられたので、3-4年単位で各地を転々とされたようだ。生まれは真狩、高校は蘭越、現在のご実家は余市というように。
八千代さんは、大阪芸大卒業後、関西地区でテレビレポーターや司会業などを経験後、帰道し、コミュニティーFM局であるエフエム小樽設立の平成7年(1995年)から関わり、小樽での企業、団体の周年、式典行事、宴会、結婚式等の司会で市民にもお馴染みの方である。
私たちも「~夏がはじまる~おたる☆浅草橋オールディーズナイト」(おたるマリン広場)、「~夏の終わりの~北運河サウンドエナジー」(運河公園)、両イベントのメイン司会者として毎年お世話になっている。
おしゃべりの技術はアナウンサーと呼ぶにふさわしいもので、自身がメインパーソナリティーを務めるラジオ番組やお堅い式典、私たちの音楽イベントのような、どちらかというと軽いタッチのものまで、そつなくこなしている。
彼女のご両親が、私の余市教室の生徒さんだった関係で、20数年前帰道する際に、今度うちの娘が帰ってくるので、司会の仕事ありましたらお願いします、「三枝の国盗りゲーム」などテレビ番組にも出ていたのですよ・・・。とお願いされていた。彼女もご両親とともに、若かりし頃は、教室の発表会を見にいらしたこともあったと記憶している。
全国どこもコミュニティーFM局の運営は大変で、ご多分に漏れずエフエム小樽も同様である。しかし、近年先の東日本大震災等、災害時いち早く地域の状況を知らせる手段としては、欠かすことのできないものとして再認識されている。
彼女は今日もパーソナリティーとして市民に声を聴かせるだけではなく、運営上のトップとして、後進の育成、営業活動などで市内全域を走り回っている。
(斎藤仁)