ラジオ体操
誰でもできるラジオ体操!!!これをみんないつ覚えたんだろうか???
幼稚園か、保育園か、夏休みの子供会か??? 私に関すると、小学校に入学した時は覚えていたような気がするが・・・、記憶は曖昧だ。
ラジオ体操といえば、朝の全校集会、運動会。極め付けは、前述夏休みの子供会だった。毎日ハンコをもらい、最後にはノート、鉛筆などをもらったものだった。
このラジオ体操を、毎朝一年365日休まずに実施している会が小樽に3つあるそうだ。そのうちの一つ、ラジオ体操朝の会は、小樽公園見晴亭前の駐車場で、会員60名ほどで開催している。私も年数回お邪魔して、一緒に朝のラジオ体操を楽しんでいる。
この会、冬は、花園グラウンド屋外トイレと、隣接する総合体育館との間の、屋根付きスペースで開催しているとの事。年末年始含め、一日の休みもないというから、大変なモチベーションだ。
余談だが、正月三ヶ日だけは、総合体育館のカギを開けてもらい、館内で実施するということを、昨年連盟個人表彰を受け、齢80を超えても元気な、緑町在住女性会員の方からうかがった。
NPO法人小樽体育協会加盟、小樽ラジオ体操連盟の小林隆会長は、私の松ヶ枝中学校時代の体育教諭だった。現在は、お互い体協役員として、年に何度も顔を合わせる間柄になっている。改めて小林先生からの聞きかじりを紹介する。
ラジオ体操は1928年(昭和3年)に制定され、日本国民みんなが知っていて、誰でも手軽に無理なくできる体操である。第一と第二に分かれ、3分15秒前後ずつそれぞれ13種目行う、身体をまんべんなく動かすために必要な運動の組み合わせである。
更に、近年幻といわれた第三が見直され実施されたり、第四があったり、みんなの体操という、8種目を4分30秒で、ゆったりとしたリズムで行う体操もあるそうだ。
私の主宰するダンススタジオでも、団体レッスン前には必ずストレッチと称しラジオ体操のCDをかけることにしている。なんといってもダンスは初心者でも、ラジオ体操はみなさん大ベテラン、改めて教えなくてもできるというのが、こちら側にとっても最高だ。
現在は朝の6時半からのラジオ放送だけではなく、午前、午後のテレビ放送もあると前述の女性会員が教えてくれた。さあ、みなさん一日一回ラジオ体操を楽しみましょう。
(斎藤仁)