一面雪で真っ白になる花園グラウンド
小樽公園内にある、花園グラウンド。
小樽市のHP等を見ると、施設名としては小樽公園運動場と呼ぶようで、他にも小樽公園グラウンドなんて表記も目にします。グラウンドに面して小樽市総合体育館が建ってますね。
いつも整備されていてとても綺麗なここ花園グラウンドは、多目的運動場とのことですが、やはり主には野球場として使用されていて、シーズン中はよく野球の練習や試合をしているのを見かけます。ここにはナイター設備もあるんですよね。
そうそう、昔はここ花園グラウンドで「おたる潮まつり」が開催されていたんですよね。
年度を調べてみると、1967年(昭和42年)に第1回が第3埠頭で開催された後、第2回からしばらくは小樽公園で開催されていたようです(参考:おたる潮まつり – Wikipedia)。
さて、真冬の雪深い季節になると、ここ花園グラウンドは一面雪で真っ白になるのですが、昔は周囲の斜面を利用して、ここがスキー場のごとく子供たちの冬の遊び場になっていたという話をよく聞きます。
私は残念ながらここで滑った記憶はないのですが、まあ、昔は坂があれば、そこがスキー場でしたからね。
そういえば、このグラウンドが一時期、屋外スケートリンクになっていたこともありましたが、確かに冬の間、この広いスペースが何も使われないのは、ちょっともったいない気もします。
冬の間は花園グラウンドの周辺から入船町方面へは、雪を踏み固めた一本道が通るだけなので、周辺を歩く機会はほとんどないと思います。場所によっては道もありませんから。
ただ、雪で真っ白なグラウンドと周囲の雪景色は、なかなか素敵な眺めになるので、個人的には冬の間もお気に入りの場所で、天気の良い日にはせっせと周囲の雪道を歩いたりしてるんです。
花園グラウンド周辺では今でも時折、斜面でそりを滑っている子供たちを見かけますが、冬の間のいい活用方法が何かあるといいですね。
写真:小梅太郎の「小樽日記」
(小梅太郎)