小樽都通り
花銀、サンモール1番街、そのすぐ側にあるのがこの小樽都通りです。今回はこの場所について紹介したいと思います。この場所は札幌にある狸小路のような場所で、天井に屋根がはられ、長い道にお店がたくさんある、といった場所です。ここは小樽運河の周辺の通りとはまったく違った特色があります。
小樽運河通りは観光客がたくさんやって来て、そこにあるお店も主に観光客向けのもの、ガラスでできたもの、ガラスで何か物を作る体験ができるお店、オルゴール、など。そして食べ物もお寿司屋さんやチェーン店が多いです。
しかしこの小樽都通りにあるお店は「地元の人に愛される、地元の人向けのお店」なのです。オルゴールやガラスのものは一切無く、並んでいるのは洋服店、パン屋さん、薬局、メガネ店、中華料理屋、お菓子店、などと観光要素はほとんどなく、歩く人々も地元の人々ばかりに見えます。
高齢の女性が２、３人のグループで仲良さそうに歩き、お店に入り、配置されているベンチに座り、ずっと話している。それは地元の人たちが集まるこの通りだからこそ見る事のできる物だと思います。
発展しすぎてしまった街では見る事のできない、レトロな町、通りだからこそ見る事の出来る物。そう考えるとわたしは貴重な経験をしているのかもしれないと思ってしまいます。
お店の外に洋服を並べ、それを見て迷っているお客さんにわざわざ外にでてきて、どうですか、と聞いている店員さんを見ていると店員さんの温かさ、地元の人を愛する心が伝わってくるようです。
ここで一店、都通りのお店を紹介したいと思います。小樽都通りといえばかもしれませんが「あまとう」です。ここは有名なお菓子屋さんで、札幌でも売っているところもあります。ここの2階ではケーキを頼み、その場で食べることができます。さすが有名なだけあってとても美味しいです。ぜひ小樽都通りに来たら一度あまとうに行ってみてください。
観光といえば小樽運河ですが、観光向けではなくありのままの小樽を見る事が出来る小樽都通り。小樽通なら一度訪れてみるべきです！
（笹）
