かもめ保育園
かもめ保育園は、「さくらさくらんぼ保育」を実践している張碓町にある認定こども園である。ローカルテレビ局で何度も取り上げられ、ドキュメンタリー番組の題材となった全国的にもちょっと有名な保育園である。
創設者の高川紀九子理事長は母の友人で、34-5年前になるが、設立間もない私のダンススクール桂岡教室に入会されていたことがある。ちょうどその頃かもめ保育園の前身、子育てサークル「かもめサークル」を週一回銭函海岸で誕生させた頃と重なる。
その後、自然と触れ合う保育方法が話題を呼び、入園希望園児が増えたことにより、平成5年(1993年)4月、前述銭函海岸に無認可のかもめ保育園を誕生させた。それから、現在地の張碓町に中古住宅と土地を購入し園舎とし、銭函海岸園舎は夏用として現在も使用している。
子育てサークル→無認可保育園→NPO法人保育園→認定こども園と状況を改革させて行く過程における職員、保護者、OB等の努力は25周年記念誌に記載されている。
さて、現在のかもめ保育園と私の関係であるが、毎年10月最終日曜日に銭函市民センターで開催される銭函文化団体協議会が主催する「銭函文化祭」に、かもめ保育園父母会と職員のみなさんに、もう20年以上にわたり模擬店を出していただいている。
おにぎり、いなり寿司、ザンギ、漬物、ケーキ、おしるこ、饅頭、コーヒー等、すべて手作りの物を出してくれる。それもとても廉価で美味しい・・・。
前日から、かもめ保育園の給食室を利用して、職員とお母さん方が仕込みをし、当日早朝より商品に仕上げるということだ。それをお父さんが車で会場まで運搬する。それを何度も繰り返すということだ。
午前10時開演の銭函文化祭は、早い入場者は9時過ぎには会場に来る。かもめ保育園の模擬店は体育館後部に店開きし、毎年9時半頃には気の早いお客さんが並んでいる状態になっている。午後6時過ぎまで文化祭は続くが、毎年午後1時頃には品切れ状態となっている。
売上の純利益は、園児たちの活動助成費として使われるそうだ。もちろん10名以上いるお手伝いの方々も手弁当による労働奉仕。今年令和2年(2020年)の銭函文化祭の開催有無はまだ決まっていないのだが、出演者、展示者より銭函文化祭一番の名物になっているかもしれない・・・。私たちも頑張らなくては・・・。
(斎藤仁)
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※本記事の内容は2020年6月時点の情報に基づいたものです。
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