小樽商科大学の桜
あなたは桜が好きだろうか、私は大好きである。満開の桜、風で桜の散る姿、短命なところ、桜の良さはたくさんある。
桜は、内地では4月、北海道では5月上旬に咲く。この1年間で決まった時期にしか咲かないというレア感も私は大好きなのだ。
北海道では、花見といえば札幌の円山公園や函館の五稜郭公園が有名である。小樽では手宮公園の桜が有名である。どこもとても綺麗な桜を見ることができる。
しかしそれらの花見スポットは有名であるが為に、花見時期になると人でごった返してしまう。そのため落ち着いて桜を楽しめない。
また、近年の一般的な花見は花を楽しむというよりは、宴会を楽しむといった状況でないだろうか。確かに友達や会社仲間と宴会するのは楽しいと思う。しかし花を楽しむという花見があってもいいのではないか。
そこで私のお気に入りの花見スポットが小樽商科大学の桜である。ある時期になると、正門をくぐると、正面のメインストリートにプチ桜並木が視界に広がる。
私は小樽商科大学の学生なのだが、この時期に、満開に咲く桜のアーチの下を歩いて登下校することが大好きである。
ここは花見時期でもほぼ商大関係者しか訪れないため、人でごった返したりはしない。小樽商科大学は小樽駅から徒歩20分~30分程、南側に坂を登っていくと見えてくる山の上にある大学である(北海道小樽市緑3丁目5番21号)。
私は、小樽商科大学がもし地獄坂の先、山の上になければもう少し人が訪れる花見スポットであっただろうと思う。
さらに、2016年と2017年には、桜が満開になる3日間限定で、小樽商大のサークルが桜のライトアップイベントを開催していたそうだ。夜桜もこれまた乙である。
このように、多くの人には知られていないようなマイナーなスポットに関わらず、素晴らしいスポットは小樽には沢山存在すると思う。こういった隠れた名所をあなたも見つけてみてはいかがでしょうか。
(だいこん)