小樽の桜はどこが遅くまで咲いてるの!?
小樽の桜は見に行きましたか?
今年は例年より桜の便りが早めに届いたようで、ちょうど小樽市内でちらほらとツボミが開き始めたという話題が出た頃に、この投稿を書いています。
桜の季節はとても短く、小樽市内のよく知られたスポット、例えば手宮公園や小樽公園、JR南小樽駅に天上寺、花園橋に水天宮、二段公園に平磯公園に長橋なえぼ公園などなど、次々と見頃を迎えるので、タイミングよく満開の桜を見に行くのってなかなか難しいですよね。
ところで、小樽の桜はどこが遅くまで咲いてるの?というと、小樽で最後に咲くと言われて市民から親しまれているのが、天狗山山頂に咲く一本桜の「天狗桜」です。
樹齢100年を超えるというエゾヤマザクラの天狗桜は、一望する小樽の街と港を背景に、山頂で凛々しい姿を見せてくれます。
一方、街中に目を向けると、忘れていけないのが八重桜で、エゾヤマザクラやソメイヨシノがひと通り見頃を終えた後に、入れ替わるように八重桜が咲き出すんですよね。
ふっくらこんもりと綺麗な花を咲かせる八重桜は、濃いピンクの花がよく見られますが、小樽ではあちこちにポコポコと単独で咲いているのを目にするほか、手宮緑化植物園や小樽公園などでは、数本まとまって咲く八重桜も見ることができて、とても綺麗です。
例えば、小樽公園では各所で八重桜を見ることができるのですが、顕誠塔前広場へ向かう上り坂の横に並んで咲く八重桜や、そうそう、市民会館前の裁判所の土手の八重桜も綺麗です。
小樽公園の八重桜は、顕誠塔前広場で開催される小樽で一番早いお祭り「招魂祭」の時もいつも咲いているんですよね(平成30年は5月15日(火)に開催)。
桜の咲く時期は、毎年天候によって前後しますが、昨年は5月中旬を過ぎてもしばらく八重桜を楽しむことができました。八重桜は咲いてから散るまでの期間が比較的長いので、見頃を逃すことも少ないかもしれませんね。
過ぎ行く桜の季節を惜しみつつ、遅くに咲く八重桜を楽しもうと思います。
※掲載写真は過去に撮影した手宮緑化植物園の八重桜です。
(小梅太郎)