幸中央公園

 幸町の中央に、幸中央公園がある。読んで字の如くである。国道沿いやバス通り沿いの目立つところに位置しているわけではないので、おそらく地元の人しか知らない公園である。幸小学校の開校が、昭和47年(1972年)。その翌年昭和48年(1973年)11月に、この幸中央公園は開設されている。

 子ども用遊具、グラウンド、築山、公衆トイレ等があり、小樽市の公園区分では街区公園(65か所)の上の近隣公園(12か所)に位置付けられている。まあ大きな公園の部類に入る。グラウンドは地元少年野球チームの練習会場となっている。

 この公園が、8月お盆の土曜日、日曜日の2日間、人で溢れかえるお祭りが開かれる。それは平成7年(1995年)に「幸りんご夏まつり」と名前をかえはじまった、今年2016年で27回目を迎えた「幸りんごまつり」である。

 これは、平成元年(1989年)に整備されたグリーンベルト地帯に、昔このあたりがりんご畑だったことに由来して、りんご並木を植樹し「幸りんご通り」と命名した。そして、翌平成2年(1990年)9月に「収穫祭」がはじまり、この「収穫祭」を前身としている。ちなみにそのりんご並木はすでになくなっている・・・。

 さて、「幸りんごまつり」だが、地元で子どもたちのみならず大人も楽しめるお祭りを作ろうと、幸町会、パークシティー幸町会2つの町内会合同の夏祭りを開催し、四半世紀の時を超え、確実に地域に根付いている。

 私も数年前から、地元の林電気工業さんからの紹介で、音響、出演バンド手配等でお手伝いさせていただいている。

 なんといっても、ボランティアでお手伝いしている町会役員の方々の人数と働きぐあいといったら、凄いの一言ではすまされないほどである。特に30-40代の若いお父さんたち青年部の働きはすさまじい。会計担当は、私の高校同級生だった、地元の郵便局長さんだったりしている。

 さらに露店、ステージ、フリマ、ビンゴ、盆踊り、町会還元無料の景品配布、最後の花火大会等、プログラムも多彩だ。

 この世代を超えた老若男女の堅いつながりが「幸りんごまつり」の集客と、継続を生んでいるのだと、外様の私は見ている。

(斎藤仁)