カトリック富岡教会

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小樽商科大学からの帰り道、地獄坂を左にそれたところにあるのが、このカトリック富岡教会だ。今回は現役商大生である私から、日々眺めているカトリック富岡教会の見所について語りたいと思う。

この教会、小樽商科大学に通う商大生にとっては一番目にすることが多い歴史的建造物であろう。なにしろ通学路の途中にあり、徒歩でもバスでもタクシーでも目に付く位置にあるのだ。
商大生にとって、このカトリック富岡教会は最も身近にあり、小樽のまちの雰囲気を感じさせてくれる貴重な歴史的建造物となっている。

私はぜひ夏とハロウィンの時期に見ることをおすすめしたい!

まずは夏の富岡教会について。写真は7月ごろの富岡教会である。花壇に色とりどりの花が植えられ、マリア像のまわりはピンク色のかわいらしく華やかな花のアーチで彩られている。
夏の明るい日差しでステンドグラスが入り口前のコンクリートの床を照らし、赤や黄色、緑など様々な色合いの光の美しさを楽しめる。
夏の花と光に彩られた富岡教会をぜひ目にしてほしい。

もう一つ、私はハロウィンの時期の富岡教会もお勧めしたい。特に夜、辺りがすっかり暗くなった頃、ぼうっと浮かび上がるようにライトアップされている時間をお勧めする。

入学したばかりの大学からの帰り道、初めて夜にライトアップされたカトリック富岡教会を見たときには、まるでホラー映画に出てくる館か、どこぞの吸血鬼映画に出てきそうだなどと失礼なことを考えてしまった。当時はそこがカトリック富岡教会であると知らなかったためであるので許してほしい。それほどの迫力がある。これがハロウィンの時期ともなれば、暗闇に浮かび上がるように照らされた建物の白さ、それに周囲の民家に飾られているジャック・オ・ランタンの明かりも合わさって、本当にハロウィンの世界そのものに入り込んだかのような気分を味わえる。

昼のカトリック富岡教会も魅力的だが、このように夜になれば全く違う姿を見せてくれる。一度見るだけで満足せず、ぜひ四季折々の昼と夜の姿も見に来てほしい。

(抹茶)