小樽の○○十字街の話

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小樽って交差点に「○○十字街」という、固有の名前が付いてるところが多いですよね。
そして、その名前が場所を告げるのによく使われたりします。

タクシーに乗車して「○○十字街までお願いします」とか。
目的地を教えるのに「○○十字街を右に曲がって…」とか。
バス停の名前になっているところもありますね。

小樽は国道5号線が市内を横断しているので、その国道との交差点に○○十字街と名前が付いていることが多いと思うのですが、主に町名が付けられていて、ちょっと地図を見てみただけでも、花園十字街、入船十字街、奥沢十字街、朝里十字街、長橋十字街、あと稲北十字街というのもありますね。

その他の道路にも天神十字街や、バス停になっている稲穂十字街や新光町十字街がありますし、他にも私が知らないだけで、その地域で呼ばれている○○十字街という名称がまだありそうです。

ちなみに、今回掲載した写真は入船十字街です。
十字街を海方面に下っていけば、メルヘン交差点まで行き、上っていけば、天狗山方面の松ヶ枝町まで続いてます。

入船十字街周辺には、角にクリハラベーカリーや小樽信用金庫入船支店。十字街を小樽駅方面に進むとすぐ左に入船市場、国道を挟んで大八栗原蒲鉾店。反対側の札幌方面は緩やかな上りの先に住吉神社があります。

この○○十字街という名前がいつ頃から付いているのか、そもそも交差点を○○十字街って呼ぶことって、一般的によくあることなのか…
その辺りの詳しいことは分かりませんが、皆さんそれぞれに馴染みのある十字街は、その名前を聞いただけで、周辺の風景が目に浮かぶのではないでしょうか。

普段の生活の中で、特に意識もせずに使っているこの「○○十字街」って呼び方は、場所を説明するのにも分かりやすいと思うのですが、どうでしょう、この記事は小樽市外に住んでいる方もたくさん読んでいると思いますが、○○十字街って呼び方は、皆さんのところにもありますか?

(小梅太郎)