おばあちゃん
私がある日小樽の街を歩いていると、一人のおばあちゃんに呼び止められました。
「この先は危ないよ」と言われ、続けて「さっきそこで転んだから気を付けたほうがいいよ」「私は右側歩いていたから左側あるいたら?」と私に言いました。
私は突然のことにびっくりしました。そして、そのおばあちゃんが見ず知らずの若者の私に対して、本当に心配してくれてアドバイスをいただき親切さを感じ、とてもうれしかったです。
その後私はおばあちゃんにお礼を言い、言われたとおりに交差点の左側を歩きました。そこはその当時、雪が固まってとてもつるつるしていました。少し滑りそうになりつつも道路を歩きました。ちょっと歩いて私は後ろを振り返りました。そしたらさっきのおばあちゃんは心配そうにこっちを見てくれていました。私は笑顔でおばあちゃんに会釈してまた歩き出しました。私はとても感謝の気持ちでいっぱいになりました。その姿に私は感動してあの場面はいまだに鮮明に心に焼き付いています。
このように小樽の人たちはあったかく親切な人が多いと思います。だから、観光客たちにもどんどん小樽の人たちに話しかけてもらい実際に触れ合ってほしいと思いました。私も人のために何かできる人間になりたいとそのおばあちゃんとの触れ合いにより強く思うようになりました。
小樽の良いところは、そこに住む人たちの人の好さがそのまま町全体にあらわれているのではないでしょうか。
(安本雄貴)