北のアイスクリーム屋さん
変わり種アイスで有名な、北のアイスクリーム屋さんは、臨港線沿いの中華レストラン好（ハオ）の裏側、本物の出抜小路にある。本物というのも変な言い方だが、屋台村の出抜小路ではないという意味だ。
このお店のような木骨石造倉庫は、小樽に約350棟あることが確認されている。そしてこのような小さな石蔵タイプは200棟以上市内各地に現存している。
今まで陽の目を見ない石蔵も、古い母屋を解体することにより、私達の眼前に姿を現し、こんなところに石蔵あったんだ、というような光景が近年あちらこちらで起きている。
さて、この北のアイスクリーム屋さんは旧島谷倉庫（明治25年築）として小樽市指定歴史的建造物として登録されている。小樽らしい趣に観光客からも絶大の人気を得ているという。
昨年の夏、家内との恒例、年数回実施している、「暇な日小樽運河・堺町観光客モドキ散策」の時、ここに立ち寄ってみた。小樽には小樽公園入口に伝説の保証牛乳「小樽ミルク・プラント」があるので、なかなか他のアイスクリーム屋さんに立ち寄ることが無いのが実情だったので、興味津々店内に突入した。
さて、店内に入ると、話題の変わり種アイスのオンパレード!!!
バラ、いかすみ、うに、納豆、紫いも、豆腐、ビール、梅干し、日本酒、ジャガバター、キムチ等々・・・。いくつあったかは、定かではないのだが、写真付きアイスの写真が所狭しと店内に貼付されていた。
男性女性別ランキングも掲載されていて、私は第3位納豆アイス、家内は大好きなうにアイスをそれぞれ注文し食してみた。
納豆大好き、アイス大好きの私は、それぞれを別々に食した方が美味しいと感じ、家内は普通に美味しいと感じたようだ。ここまで多種類の変わり種アイスは、ここでしか食べられないので、怖いもの見たさで???、みなさんも出かけてみてはいかがでしょうか!!!
（斎藤仁）
