小樽公園の白樺林のある風景・冬

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厳しい寒さに深い雪に急な坂と、何かと大変な小樽の冬ですが、晴れた日ともなれば、一面の雪景色は何とも綺麗で清々しいものがあります。

天狗山をはじめ、周囲の山々の雪景色はもちろん、身近にある公園や広場やちょっとした木々だって、雪によって何だか素敵な風景に見えたりするんですよね。

そんな身近な冬の風景で私がお気に入りなのが、小樽公園の白樺林の雪景色。

小樽公園といえば、市内の中心部にある広い公園で、体育館や市民会館が隣接していて、市民の行楽地としてもお馴染みですよね。

そして、その白樺林はというと、場所は入船町側のひっそりと静かな場所にあるのですが、ご存知でしたでしょうか?
ご記憶の方がいるかどうか、以前、この「おたるくらし」において、夏の緑の濃い時期にここの白樺林について紹介したことがあるのですが、ここは四季折々の表情を見せてくれるんですよね。

そして、季節は冬。
周囲の真っ白な雪景色の中、白樺の真っすぐと伸びる白い幹が整然と立ち並ぶ姿は、何とも綺麗な眺めです。

実際には、さほど大きくはない白樺林なんですが、こんな街中の身近な場所で、静かな時間と共に素敵な風景を見られるなんて、ちょっと嬉しくて、この風景を見るために、散歩がてらこの白樺林の横を通ったりしてるんです。

ただですね、冬以外の時期は、ここから花園グラウンドの周囲を通って市民会館までは抜け道になるのですが、冬は雪を踏み固めた一本道ができるだけなので、通り抜けるのは結構大変です(汗)

まあ、それがまた雪国っぽくて楽しいんですけどね。
雪で真っ白な花園グラウンドも綺麗で、周囲の土手では子供たちが遊んでいたりもしてます。

長い冬は何かと大変ですが、合間のふと晴れた日には、視線を上げて周囲を眺めて見てはいかがでしょうか。
雪国ならではの、そして小樽ならではの素敵な雪景色があちこちに広がってますよ。

あっ、もちろん、厳しい吹雪の様子も北国ならではですがね(汗)

(小梅太郎)