小樽まつりとして親しまれる住吉神社の例大祭

6月から7月にかけて、小樽はお祭りの季節です。

小樽って、なんだか神社のお祭りが多いですよね。地元の神社の小さなお祭りから、市民にお馴染みの大きなお祭りまで、この時期は毎週、市内の神社のどこかで祭囃子が聞こえてくるようです。

そんな小樽の神社のお祭りの中でも、小樽市民から親しみを込めて“小樽まつり”と呼ばれていて、多くの市民が楽しみにしているのが、小樽総鎮守・住吉神社の例大祭です。

今年(2017年度)も7月14日(金)・15日(土)・16日(日)の3日間の日程で開催されますが、毎年、大勢の人でとても賑わうお祭りです。

国道5号線沿いの鳥居から続く参道は、普段は静かでひっそりとしているのですが、この時ばかりは両側に露店がずらりと並び、たくさんの人で溢れるんですよね。ちなみに、露店は神社の横の市道にも広がっています。

住吉神社の参道は周囲を木々に覆われていて、まさに鎮守の森といった様子なのですが、露店が並ぶお祭りの時の風景はなんともいい雰囲気で、特に日が暮れて、参道に電球が灯り、露店の明かりが周囲を照らし出した頃はとても風情があります。そうそう、夏祭り!といった感じですね。

そして、住吉神社のお祭りが一番盛り上がるのが、いつも15日の夜に行われる、道内最大級といわれる百貫神輿の渡御で、人混みの中、お神輿が境内や近隣を練り歩く様子は、間近で見ると本当に大迫力です。

たくさんある小樽のお祭りの中でも、水天宮、龍宮神社、そしてこの住吉神社のお祭りは小樽の三大祭りと呼ばれたりもしますが、その最後を飾るのが7月のこの住吉神社のお祭りです(水天宮と龍宮神社のお祭りは6月に開催されています)。

みんなが楽しみにしている、小樽まつりこと住吉神社のお祭りですが、今年は週末にかけての開催なので、より多くの人で賑わいそうで私も楽しみにしています。天気が良ければいいですね。

※掲載写真は過去に撮影したものです。

(小梅太郎)