小樽の衣食住
小樽といえば、寿司をはじめとする様々な料理を想像する人が多いであろう。
寿司はもちろんのこと、ルタオのケーキや新倉屋の団子、最近では小樽のソウルフードとして、あんかけ焼きそばがメディアに取り上げられることが多くなっている。また、運河やオルゴール堂などといった観光名所も多くあり、小樽へ訪れる観光客数は年々増加している。
多くの観光客は小樽駅を出発して観光を始める。
そこで私が紹介したいのが「NAITO~JEANS SHOP~」という、ジーンズをはじめ様々な衣服を扱う洋服店である。
小樽駅の目の前の大通りを下っていき、右手にある都通り入り口の角に店を構え、とてもアクセスしやすい場所に位置している。今年で創業85年目、現オーナーの祖父の時代から代々受け継がれてきた老舗洋服店だ。
店内はレトロな雰囲気が漂っており、ジーンズ、Tシャツ、パーカー、帽子などを取り揃えている。ブランドはLevi’s(リーバイス)やLee(リー)などの有名ブランドから、店主厳選の様々なブランドを取り扱っており、自分好みの一着を探すことができる。
商品を選ぶ際には店主と会話しながら、トレンドやサイズ感を確認し、楽しく買い物をすることができるのだ。
私自身もここで何度かTシャツ等を購入したことがあり、その時も、どれが最近入荷したのか、この季節はどの素材がいいのか、と色々なアドバイスをいただきながら購入することができ、とても有意義な買い物ができた。
来店するお客の6割は外国人であるということもあり、この店主のコミュニケーションは彼らにとって購入するきっかけになっているようだ。
このように洋服店を営んでいく中で、やりがいや楽しさを感じることはどのようなことかと聞いてみると、
「この店に来て雰囲気を楽しんでもらう、そしてこの服が欲しいと思ってくれることです。その結果として、服を買ってもらい、笑顔になってくれればいいなと。」
小樽といえば多くの人は食事、建物に注目することが多いと思う。そんな中でこのように古くから小樽で営んでいる洋服店もあるということを、もっと多くの人に知ってもらえればいいなと思う。ぜひ一度足を運んでみてほしい。
(まりっく)
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※本記事の内容は2018年7月時点の情報に基づいたものです。
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