タクシー文化

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札幌からほど近い小樽という街には、札幌とは違った情緒溢れる魅力がたくさんあります。今回はその中でも、JR小樽駅から出ると真っ先に目に映る「タクシー」について紹介したいと思います。

商大に通う学生は、バスが出ているにも関わらず、タクシーを通学に利用している人も多いと思います。その理由の一つが、料金だと思います。小樽のタクシーは札幌より安くなっていて、初乗り520円で乗ることができるのです。もし、これが札幌と同じように初乗り670円だと、利用する学生もぐっと減るのではないでしょうか。

安さだけではありません。小樽のタクシードライバーの方は非常にやさしい方が多いです。部活の荷物を運ぶ際、かなりの量があったにも関わらず、嫌な顔一つせず積み込むのを手伝ってくれます。
またある時、私が通学の際、タクシーの助手席に乗る機会がありました。その時、私が部活の道具を持っていたからでしょうか、気を使っていただき、運転手さんが食べるつもりで買ったであろうあんぱんを下さる、なんてこともありました。

このような、便利で、人情味あふれる小樽のタクシーを観光客の方もぜひ利用してみてはいかがでしょうか。小樽に来た観光客の方が訪れたいと思う観光地というのは、運河沿いに集中して立地しています。運河まで、小樽の街並みを楽しみながら歩くというのもまたいいと思います。でも、中には、足腰が悪い方や、時間が限られている、なんて方もいらっしゃると思います。そんな方々にはぜひタクシーという移動手段を選択してほしいと思います。

もちろん小樽のタクシードライバーの方は小樽の地理を熟知されてますし、先ほども触れた通り、やさしい方が多いですので、もしかすると、まだ私達が知らない小樽の隠れ名所も紹介してもらえるかもしれません。これも小樽の一つの「文化」なのだと思います。タクシーを利用した小樽巡りツアーなんていうのもできてくるかもしれないですね。

(隼)