クリスマスはなるとの若鶏半身揚げ

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小樽名物としてもすっかり定着している、ご存知「なると」の若鶏半身揚げ。

テレビや様々な観光ガイドでも紹介されるようになり、観光客の皆さんにもずいぶんと人気ですし、小樽市民のソウルフードなんて呼ばれることもありますよね。

実際、なるとの若鶏半身揚げは、昔から小樽市民にはお馴染みで、ありふれたフレーズながら、外はパリパリで中はジューシーという表現がピッタリで、絶妙な塩加減と相まって抜群の美味しさですよね。お店で熱々を食べるのはもちろん、持ち帰りで家でゆっくり食べる市民も多そうです。

ちなみに、市内に“なると”と名前のつくお店は3軒あって、稲穂町の梁川通りにある、本店とも呼ばれる「若鶏時代 なると」、公園通りを水天宮に向かう途中の花園町にある「ニューなると」、そして、朝里(新光町)のショッピングセンター内には「小樽なると屋」があります。

市民の皆さんは、それぞれお気に入りのお店があるのではないでしょうか。ちなみに「なると屋」は、JR小樽駅構内にお店を出すなど、積極的に店舗展開や宣伝をしているので、小樽市外の方でもご存知の方が多そうですね。

そして、間もなく訪れるクリスマス。
クリスマスのチキンといえば「なると」、という小樽市民の方は多いのではないでしょうか?

そういう私も子供の頃から、クリスマスイブには必ずなるとの若鶏半身揚げがテーブルに並び、それが楽しみだったんですよね(ちなみに当時は、ケーキは館かあまとうか米華堂でした)。

今も変わらず、クリスマスイブはなるとですが、当日のなるとの各店舗には、予約の若鶏半身揚げがずらりと並ぶ光景が見られ、今ではクリスマスの定番になっている家庭も多そうです。

ということで、なるとの若鶏半身揚げについては、この「おたるくらし」でも、そのうちライターのどなたかが取り上げるかとも思ったのですが、クリスマスを前に投稿してみました。

ただ、クリスマスでなくてもなるとの若鶏半身揚げは食べたいですし、実際よく食べているので、そのくらい定期的に食べたくなる美味しさということですね。

写真:小梅太郎の「小樽日記」

(小梅太郎)