小樽産しゃこと「小樽しゃこ祭」

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小樽はしゃこの産地として知られていて、春と秋の2回、しゃこ漁が行われていますが、今はちょうど秋しゃこ漁の時期で、市場などでは小樽産の立派なしゃこがたくさん並んでいます。

小樽沿岸で獲れる石狩湾のしゃこは、大ぶりで身がプリプリしていて美味しいと評判で、寿司ネタなんかでも人気ですよね。

ガサエビとも呼ばれるしゃこは、見た目がちょっとグロテスクなのもあって、苦手な方も多いようですが、味は間違いなく、もちろん私も大好きです。

小樽の秋しゃこ漁は、12月10日まで行われるとのことですので、しばらくは旬のしゃこを味わうことができますね。

ところで、この小樽産しゃこをPRするイベントで、「小樽しゃこ祭」というのが開催されているのをご存知ですか。

今年で7回目となるこのイベントも、小樽産の美味しいしゃこを味わえるということで、すっかり恒例になってますね。

今年(2014年)は11月15日(土)・16日(日)の午前10時〜午後3時の開催とのことで、会場は観光客で賑わう運河の中央橋の先にある、小樽港第3号ふ頭多目的広場です。

以前は北運河方面の運河公園が会場で、行くにはちょっと交通の便が悪かったのですが、一昨年から会場を第3号ふ頭多目的広場に移し、アクセスもよくなったんですよね。加えてイベント自体も浸透してきたのか、昨年も会場は大盛況で、焼きしゃこやしゃこ汁には、長蛇の列ができてましたよ。

普段、しゃこといえば、浜で塩ゆでされたものが市場に並ぶので、そのまま殻をむいていただくことがほとんどなのですが、小樽しゃこ祭ではしゃこを使った様々な料理が販売されるんですよね。

昨年ですと、しゃこ入りのあんかけ焼そばとか、パエリア、餃子、おでん、小樽商業高校生によるしゃこ煎餅など、普段は食べる機会のない珍しいしゃこ料理が提供されるのもまた、このイベントの面白いところです。

今年の「小樽しゃこ祭」も楽しみです。そうそう、野外でのイベントなので、お出かけの際は暖かくしてどうぞ。

(写真は昨年のしゃこ祭の様子)

写真:小梅太郎の「小樽日記」

(小梅太郎)