小樽で野球といえば桜ヶ丘球場

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小樽で野球場といえば、小樽公園内にある小樽桜ヶ丘球場で、古くから市民に馴染みの小樽のメイン球場ですよね。

高校野球の小樽支部予選大会は、この桜ヶ丘球場で開催されているので、小樽の野球少年にとっては、最初に目指す憧れの球場といったところでしょうか(今もそうなのかな?)。

私も子供の頃に少年野球をやってましたが、この桜ヶ丘球場に足を踏み入れたことはなくて、ここで野球をしてみたかったものです。

そうそう、高校野球の季節になると、遠くから風にのって、歓声や場内アナウンスの声が聞こえてくるんですよね。

最近は、すっかり強豪校になった北照高校の甲子園での活躍や、昨秋には双葉高校が1年生部員5人と助っ人4人で小樽支部準優勝を果たし、奇跡のナインと呼ばれ話題になるなど、小樽の高校野球も注目されてますよね。

この夏の高校野球では、北照に勝って小樽支部代表となった小樽潮陵高校の快進撃が話題になり、惜しくも南北海道大会決勝で敗れたものの、甲子園まであと一歩のところまで迫ったその闘いぶりは見事でした。

ちなみにこの桜ヶ丘球場の開設は1948年(昭和23年)と、なかなか古い球場なんですね。

収容人員は内野固定席2,620人、その他1,800人となっていて、内野固定席以外は芝生席で外野席はなく、古さに加えて小さい球場で、お世辞にも立派な球場とは言えないですよね。

そもそも市民用の球場で、プロが使用するような球場ではないようですが、昔はプロ野球2軍公式戦も開催されたことがあり、私も子供の頃に見に行った記憶があります。

近年はプロ野球の試合は開催されてないようですが、2013年に日本女子ソフトボールリーグ1部の公式戦が、ここで開催されたんですよね。

もちろん、女子ソフトボールの公式戦が小樽で開催されるのは初めてということで、私も観戦に行ったのですが、トップリーグのプレーに桜ヶ丘球場も盛り上がりを見せてました。

桜ヶ丘球場は、昔からある球場なので、市民にとっては親しみも懐かしさもあるのですが、プレーをする選手たちにとっては、やっぱり新しい球場がいいのかな。

けど、観客席からの周囲の眺めもいいんですよね(球場とは関係ないですが…)。

写真:小梅太郎の「小樽日記」

(小梅太郎)