小樽の街も冬支度

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小樽の街に雪虫が舞い、初雪が降り、そして紅葉の時期も終わると、いよいよ長く厳しい冬の到来です。

冬を迎えるにあたっては、各家庭でも冬物の衣類を準備したり、長靴やブーツを出してきたり、ストーブを準備して既に活躍し始めていたりと、冬支度が進んで生活が冬仕様に変わってきますよね。

それと同じく、小樽の街も色々と冬支度が進んでいるようで、いつの間にか変わっているちょっとした街の風景でも、それを目にすると“冬が来たな〜”と思わせるものがあります。

例えば、冬を前にしたこの時期になると、各家庭の庭木や公園等では、樹木を雪や寒さから守るための冬囲いが施されます。

樹木の周りに竹や丸太を立てて縄で縛ったり、むしろやネットで樹木を覆った光景があちこちで見られるようになるのも、冬を迎える時期ならではですよね。

そして、街のいたる所に設置されている、滑り止め用の砂が入った砂箱。
それまで空だったのが、冬が近づくと中に砂袋が補充されます。

坂の街・小樽では、雪で路面が凍結すると車がスリップして立ち往生、なんて光景をよく目にします。
それに、歩行者もすってんころりんと、たとえ雪国育ちだって転ぶことはあります(笑)

そんな時に活躍するのが、この滑り止め用の砂で、小樽では必需品ですよね。
これもまた冬を迎える準備ですね。

あとは、除雪車が除雪のときの目印になるようにと道路脇に立てられる赤白のポールも、本格的な雪を前に設置されます。

他にも、冬タイヤの交換作業の様子、
急に増える灯油の配達の車、
軒先に吊るされた大根、
市場に並ぶタラ等の鍋の材料、等々…

どれも個人的な感想なのですが、こんな光景を街で見ると、いよいよ冬到来、と感じてしまうんです。
皆さんもそれぞれに、これを見たらいよいよ冬が来たなと、冬の到来を思わせる光景があるのではないでしょうか。

小樽の街も冬支度が進んでます。

(小梅太郎)