紅葉の小樽公園を散歩する
秋の紅葉の季節です。
小樽は周囲を山に囲まれ、街の中にも公園や緑が多くて、季節の移り変わりを自然とともに感じることができますよね。
秋も深まる10月中旬くらいからは、周囲の山々は色付き出して、市内のあちこちでも赤や黄色に綺麗に色付いた紅葉を見ることができます。
そんな中、私が散歩がてらによく紅葉を見に出かけるのが、小樽公園です。
小樽公園は春の桜でも人気の場所ですが、紅葉もなかなかなんですよね。
小樽市のほぼ中心部に位置して市街地からも比較的近く、何かと市民に馴染みのあるこの小樽公園では、秋になると公園内の木々が綺麗に色付き、車で遠くに行かなくとも、とても静かで落ち着いた雰囲気の中、秋の紅葉を楽しむことができるんです。
公園内のこんもりと丘になっている、見晴台周辺の生い茂った木々を中心として、辺りが紅葉でいい感じに色付くのですが、すぐ近くの小樽市指定歴史的建造物の「小樽市公会堂」でも、時期になると庭が綺麗に紅葉し、歴史的な趣のある建物と合わせてなかなか素敵な雰囲気を醸し出しています。
さらに、小樽公園の入船町側にはちょっとした白樺林があるのですが、夏の間は鮮やかな緑を見せていたのが、この時期には綺麗に紅葉しているので、そちらまで散歩ついでに足を伸ばすのもいいかもしれません。
歩くと結構広い小樽公園ですが、秋の空気を吸いながらカサカサと落ち葉を踏みしめて、周囲の紅葉を眺めつつ、のんびりと散歩するのもいいですよね。
ちなみに、その他の小樽市内の紅葉スポットといえば、手宮公園、長橋なえぼ公園、天狗山、ループ橋のある朝里ダム周辺などが知られていて、私も紅葉の季節になるとよくあちこちに見に行きます。
ただ、自然が近い小樽では、そういう人気のスポットに出かけなくても、周囲を見渡せばあちこちに秋を感じられる綺麗な紅葉が溢れているんですけどね。
それがまた、小樽のいいところですね。
（小梅太郎）10/8記
